不動産コンサル1年生

不動産コンサルを行う部署に異動したため、勉強や経験した内容をアウトプットしていきます。

幸せのメカニズム

「幸せのメカニズム」

上記本を読みました。幸福感を上げるのは、私の長年の目標です。

日本人はセロトニンが少ないと言われるものあるし、幸福感は半分が遺伝??のようです。私はすぐに焦燥感に駆られるような傾向があり、幸福感が足りないような気がずっとしていました。そんな中でも自分に出来ることはないか・・ということを長期にわたり模索していましたが、なかなか思うような成果が得られなかった気がします。

 

この本の何が良かったかというと、

「こうなると幸せになる」ということを言い切ってくれていて、スカッとしたこと、また、希望が持てたことかと思います。

幸せになるには、4つの因子があるそうです。

 

①やってみよう!因子(自己実現と成長)

・コンピテンス(私は有能)

・社会の要請(私は社会の要請に応えている)

・個人的成長(私のこれまでの人生は、変化、学習、成長に満ちている)

自己実現(今の自分は「本当になりたかった自分」である)

皆がそれぞれ自分なりのオンリーワンを見つけ出し、共に理解し共有し尊敬し合う世界(70億そうオタク化)皆が生き生きとそれぞれの自己実現を果たしている世界。

 

不動産コンサルは、なりたくて異動した(とはいえ、元々は資格手当目当てだった)ので、自己実現はしていることになるが、本当に向いていてやりたいかは、? というのはある。しかし、知識を得て、実際に自分が活躍して成果が得られるという実感を持てたとしたらば、成長を感じて自己実現をしていると感じられるかもしれない。

このブログを始めてみたのも、その一環でもある訳だし・・・。

オタクという点では、趣味としてギターでアニソンや演歌を歌って楽しめているのも、それはそれで幸せの要因になっているはず、とのこと(鑑賞よりも、自らやる方が幸福度は上がる)

ぐっときた言葉は、「幸せは人それぞれ」「幸せなんて気の持ちよう」「幸せ何て願って得られるものではない」など言わず、まずは「自己実現と成長」を目指すべき。すると、幸せはすぐそこにある。戦いに勝ち残って大きな夢を叶えようということではなく自己実現しているか、自己実現するために何かアクションをしているか、ということが大事である。

 

②ありがとう!因子(つながりと感謝)

・人を喜ばせる(人の喜ぶ顔が見たい)

・愛情(私を大切に思ってくれる人たちがいる)

・感謝(私は、人生において感謝することがたくさんある)

・親切(私は日々の生活において、他者に親切にし手助けしたいと思っている)

グッと来たのはここです。

社交的でない人に朗報です。昨日までよりも幸せになるために、今日から一歩を踏み出し、何か新しい出会いを始めること。「つながりと感謝」を伸ばすこと。これが幸せンいなるためのステップです。やれば幸せになる確率が高まる。お得です。

はっきりと言い切ってくれているところに、やはりすがすがしさを感じます。

どんな繋がりが良いか、という点では多様な人と接すること。多様な人と接する方が幸福度が高いというデータがあるとのこと。

時間を作って(日々の生活をスピードアップ)、疲労する場合は殆どが精神的なものなので、「自己実現と成長」できる何かに打ち込む。繋がりと感謝を得たほうが、ゴロゴロするより行動したほうが精神的な疲労が取れる。

社会貢献は、第一因子にも繋がり、両方満たすことができる。

「自分が幸せになりたかったら、人を幸せにせよ」

お金も、モノも、地位も、地位材は天下の周りものであり、独り占めせずに他人のために使ったり、人にあげたりしよう。そう思うことによって、幸せになれる。

 

私の場合は、愛されたい欲が強いものの、誰かに親切にするには、自分の余裕が足りなかったような気がします。そのため、第一因子よりも感じられなくて、幸福度が下がっている自覚があります。それなりに人との繋がりは求めるように動いていたけれど、「多様な人ともっと繋がる」ことを目指し、また、「社会貢献」も行い、第二因子を大幅UPしていきたいと思います。

 

③なんとかなる!因子(前向きと楽観)

・楽観性(私は物事が思い通りに行くと思う)

・気持ちの切り替え(私は失敗や不安な感情を引きずらない)

・積極的な他者関係(私は他者との近しい関係を維持できる)

・自己受容(私は人生で多くのことを達成してきた)

 

生まれつき幸福を感じにくい人はどうしたらいいか?気質の半分は遺伝で決まっていても、残りの半分は後天的な努力で変えられる。

メタ認知の勧め。⇒自分の認知を上の階層から見ること。

勧められていますが、私は血が頭に上りやすいので、苦手なタイプかもしれません・・

それでも、「自分を客観的に見る」見ることを心がけたいです。自分を分析し、客観視し、改造していくこと。

 

また、これはありがたいことですが、年を取ることにより、より楽観的で幸せになる傾向があるとのことです。「老化」ではなく、「幸福化」これはありがたい。

大丈夫。なんとかなります。前向きに楽観的に行きましょう。心強いです。

 

もっと簡単に「前向きと楽観」を身に着けるには?。

⇒笑顔を先に作る、上を向いて歩く、ポジティブな会話をする(褒めて、さらにこうすればよいよね、みたいな指摘の仕方)、お疲れさまではなく、「絶好調!」を挨拶にする(文化なので出来ませんが・・気持ちだけでも)、悪口陰口言わない、ピグマリオン効果(私は出来るに違いない)

憂鬱な月曜を向かえないためには?

⇒土日も働く(何か活動する)、公私混合(仕事も趣味もごっちゃ。楽しいことをする)、仕事のことは家でも話す(信頼)、嫌な仕事はしない、仕事のビジョンが理念も目的も明確である

 

究極的には・・・

「心は幻想」「よりどころなんか何もない、ことがよりどころ」

深い・・

 

④あなたらしく!因子(独立とマイペース)

・社会的比較志向のなさ(私は自分のすることと他者がすることを比較しない)

・制約の知覚のなさ(私に何ができて何ができないかは、外部の規制のせいではない)

・自己概念の明確傾向(自分自身の信念は変化しない)

・最大効果の追求(テレビを見るときは、チャンネルを頻繁に変えない)

 

間違っても、あなた自身のペースで何でもOK!ということです。ただ、全てマイペースという訳にもいかないので、メタ認知でマイペースな自分でいることが大事とのこと。

怪しまれない程度に、「変人」になる。人の目を気にしない自分になることは、幸せになることに繋がる。

職場では、何となく周りの目を気にしている自分がいます。確かにそういう時ってなんとなく精神的疲労を感じます・・(そして食べ過ぎたりなどすることはしょっちゅう)

 

長くなってきたので、この辺でまとめます。

ささやかでも自分だけの成長と自己実現による充実感を手に入れ、多様な友達を持ち、楽観的によく笑い、人の目は気にせず、楽しく生きること。

で、その極限が変人とのことです。愛される変人。

 

本のボリュームが大きすぎて、メモ書きのようになってしまいましたが、感銘を受けたので項目に分けて、一つ一つ実践していきたいと思います。